Hades(ハデス)【Xbox版】レビュー!ハマるローグライクな快適アクションゲーム!

Hades(ハデス)【Xbox版】をレビューします!

ローグライクの細かな定義はさておき、簡単に言うと何度も繰り返してプレイして進めていくタイプのゲームです。

Hadesは繰り返しプレイを前提としたアクションゲームですが、まぁハマる。

自分が上手くなる、強くなるのが実感できるゲーム「Hades」をレビューします!

Xbox Game Passにて、Xbox Series Xでプレイしました。

Hades(ハデス)はおもしろい!超優秀なアクションゲーム!

インディーゲームに数えられるHadesですが、その出来栄えは一級品です。

何と言ってもストレスフリーに遊べるアクションが良い!

基本的には移動、ダッシュ(無敵アリ)、通常攻撃、特殊攻撃、魔弾、祈り(道中で獲得する必要あり)、冥友(ストーリーを進めて獲得する必要あり)を駆使して、4階層ある冥府から地上を目指すゲームです。

武器は剣、弓、盾、槍、拳、銃の6種類あり、それぞれに4つの態があり、計24の武器があります。

まずHadesで一番良い部分、それがアクションです。

何と言っても快適。

高難易度のアクションゲームの場合、ちょっとした操作ミスでゲームオーバーになったりもしますよね。

私は昔からロックマンや魔界村みたいなアクションゲームが苦手な方で、似たゲームのシャベルナイトも途中であきらめました。

Hadesはクオータービューの見下ろし型なので、ジャンプはありません。

その代わりに障害物をすり抜けられる無敵時間付きのダッシュがあります。

ダッシュで距離を詰め、攻撃、ダッシュで相手の攻撃をかわし、また攻撃、と上手くなればなるほど敵の攻撃を受けずに進めることもできるようになります。

コントローラーを使ってキャラを操作するレスポンスの良さ、これがまずHadesを一級のアクションゲームにしている理由だと考えています。

純粋に操作していて楽しいんですよね。

それが自分の腕前とリンクしてくると、もうどんなレベルでもクリアできそうな気になってきます。

Hadesは最初が肝心

Hadesで最も大変だと個人的に感じるのは、やっぱり序盤です。

最初は剣しかないし、冥夜の鏡(ステータスアップ)もない、賜物(パッシブスキルを獲得するアイテム)もなければ、功徳(途中で神々からもらう能力)も何がなんだかわかりません。

なんとか1階層目のボスにたどり着いても、ぼこぼこにされて終わります。

くっそぉ、と思って続けるところまで行ければ大丈夫ですが、アクションゲームが苦手な人はここで心が折れる時もあるんじゃないかとは思います。

でも、それさえ乗り越えればあとは最高のハデス生活が待っています。

しばらくプレイしていると、冥夜の鏡でステータスアップできるようになっていることに気づきます。

少しずつですが、自身をパワーアップさせていくことができます。

そして道中で鍵を入手すると、武器がアンロックできるようになります。

剣から始まり、自分の好きな、好みの武器を探すことができます。

前述のとおり、各武器には態があるのですが、態が変わると別武器に近いぐらい性能が変わる時がありますが、全てアンロックするのは先の話です。

最初の目標は1回目のクリアです。

私のHades記録を簡単にご紹介します。

Hadesで最初のクリアから熱度32クリアまで

最初はとりあえず全武器の最初の態をアンロックし、自分に合った武器を探すところからスタートしました。

まずはどれが良いかわからなかったですが、使い勝手が良かったのは遠距離攻撃の弓と盾(盾はキャプテンアメリカよろしく盾を投げます)。

弓は火力が足らない感じだったので、とりあえず盾に落ち着きました。

そこからはとりあえず盾を使って攻略開始。

1階層、2階層、3階層、そして最後の4階層、全て初見で倒せるほど簡単ではありませんでした。

一つずつ一つずつクリアできるようになって、やっとたどり着いた4階層。

まさかボスに2段階目なんかがあるなんて思いもせず、初の4階層ボス戦はそこで終わりました。

そしてようやくクリアできるようになり、ストーリーも大幅に進行します。

一度クリアした経験からか、各階層の敵の動き、各ボスの動き、そしてどの功徳が良いのかがわかってきます。

各武器の態もアンロックできるようになり、最終的に落ち着いたのは「アダマント電磁法(銃)のルシファーの態」でした。

通常攻撃のビームはおまけみたいなもので、特殊攻撃の玉(ルシファー以外の態だと爆弾)が最高に使いやすい、というか自分の戦い方に合っていました。

好みの功徳は特殊攻撃をパワーアップさせてくれる「アフロディア」、「アテネ」はアフロディアほど強化されませんが、リフレクトは使い勝手が良かったですね。

ルシファーの態の使い方がわかってからは早かったです。

何回でも周回できるようになりました。

ただ、ずっと挑戦していなかったのが「懲罰の盟約」(難易度の上昇)です。

自分にペナルティを負荷することで、新しくクリア報酬がもらえます。

最初は通常クリアすら危うかったので、「こんなん(懲罰の盟約)なんて、ただのやりこみマニア用の設定ですやん」と思っていました。

でも、ルシファーの態で周回できるようになると、難易度を上げたくなってくるんですよ。

これがまた歯ごたえがある。

一つずつレベル(熱度)を上げていけますし、自分でどの難易度を上げるか(敵のHPを上げたり、スピードを上げたり、自分のパッシブスキルを減らしたり、など)を選択することができます。

熱度は32が最高ではありませんが、そこまで上げることで最後の報酬がアンロックされます。

目指すは32。

でも、最初1から始めると、32は途方もなく遠い数字に思えてきます。

20を超えるとクリア報酬が無くなるので、一気に32にまで上げて、ここからがHadesの最終局面になります。

まぁ何というか、最初1階層目のボスすら倒せなかった自分が、熱度32に繰り返し挑戦できるようになるんですよ。

最終的に、ボスの強さを上げる項目と、敵の速度を上げる項目を最大の一つ下まで上げ、後は調整して熱度32にさえすれば、クリアできるようになりました。

ある意味格別な体験でした。

Hadesのストーリー進行がよくわからない

Hadesで最も難解な部分、それはストーリーがどうやったら進行するのか、という部分。

もともと周回プレイを前提で作られているようなので、何度もクリアして何度もキャラクターに話しかけることでストーリーが進んでいくのですが、何がトリガーになって進むのか、どうやったら武器の態のアンロックになるのか、冥友はどう入手できるのか、さっぱりわかりません。

攻略サイトの力も借りましたが、各プレイヤーごとに異なっているようで、どうもはっきりしません。

結局、周回しまくり、話しかけまくり、贈り物を渡しまくってようやくなんやかんやと進んでいきます。

ストーリー進行として、各登場キャラがしゃべるのですが、基本的に同じことはみんな言わないです。

ものすごい量のテキストと音声が用意されているんですよ。

いやぁ、この芸の細かさにはびっくり。

そういうのも相まって、辞め時がないんですよね。

Hades(ハデス)【Xbox版】レビュー まとめ

本当に、最初は「なんて難しいゲームなんだ」って思いました。

いろんな賞を取った、とは聞いていましたが、トレイラーを見てもいまいち面白さが伝わりませんでした。

Xbox Game Passに来たのを機に、「とりあえず評判良いし、やってみようかな~」ぐらいの軽い気持ちで始めたら、毎晩最低1回はプレイ(1プレイ30分ほど)して100時間以上遊ぶ結果になってしまいました。

個人的にはもともとローグライクって苦手なんです。

特定のポイントにたどり着かない限り、毎回のプレイが0からになるのがほとんどですよね。

ローグライクとして評判が良いEnter The Gungeon、Dead Cellsなど、いくつかプレイしたんですが、あまり合わず、長くはプレイできませんでした。

Hadesはその点、冥夜の鏡のアンロックがあるので、しょぼいプレイでも報酬をためていけば少しずつでも強くなっていきます。

繰り返しプレイでこんなにはまったのは本当に初めてでした。

1日30分のプレイからハマれる良質なアクションゲームを探しているなら、Hadesは絶対にはずせません!

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