My Friend Pedro(マイフレンドペドロ)レビュー!まるでマトリックスを横スクロールにしたアクションゲーム!

My Friend Pedro(マイフレンドペドロ)、直訳すると「私の友人のペドロ」です。

タイトルだけでは何のゲームか全くわからないですが、マトリックス風味の横スクロールアクションゲームです。

全編にわたって斬新。PVを見て速攻で購入を決めました。

そんなMy Friend Pedro(マイフレンドペドロ)をレビューします!

My Friend Pedro(マイフレンドペドロ)は他に比べられないアクションゲーム

私のゲーム歴が浅いだけなのか、このMy Friend Pedro(マイフレンドペドロ)に似たゲームと言われると、パッと思いつきませんでした。

それぐらい斬新です。

基本的には横スクロールで進んでいく面クリア型のアクションゲームなのですが、キャラの動きが斬新、というか変で、映画「マトリックス」の戦闘シーンを横スクロールで自分で操作しているような感覚です。

スタイリッシュというのか、かっこいい動き!が自分で操作できる感覚です。

私にマトリックスと思わせたポイントが、「壁をけって回転ジャンプ」「二丁拳銃」「スローモーション」というところ。

ドアからばんっと飛び出し、時間をゆっくりにして、回転ジャンプしながら敵を倒していく、いやぁ、スタイリッシュ!

いろいろと物理法則を無視した動きをしますが、それが逆に癖になります。

あるようでなかったアクションゲームとして、非常に楽しめました。

My Friend Pedro(マイフレンドペドロ)はパズル要素も高い

主人公は超人並みに強いです。

そりゃあ、マトリックスな動きができるわけですから。

でも、最初は良くても、一筋縄では倒せない敵も順番に出てきます。

そうなってくると、一気にパズル要素が強くなってきます。

敵をロックオンすることができますが、弾には限りがあるので、どの順番で敵を倒すのか、どう動けばよいのかを考える必要があります。

各ステージにはたくさんのオブジェクトがあるので、それを駆使して移動したり、敵を倒すこことも必要になります。

ステージも特色が多くあり、ビルの上を走ったり、地下の下水道みたいなところや、ハイウェイなど、変化に富んでいるところも楽しめます。

弾を跳ね返られしたり、ゴロゴロころがって狭い通路を抜けたり、スケボーで滑って行ったり、細かな要素がたくさんありますが、全てプレイしながらすぐにわかるようになるので、操作で悩むことはありません。

My Friend Pedro(マイフレンドペドロ)の難易度はそれほど高くない

ステージクリア型なので、高得点を狙うともちろん難しくはなりますが、それはどちらかというとやりこみ要素。

各ステージをクリアするとランクがでるので、最高難易度でSクラスを狙うなどをしない限りは、結構サクッと遊べるゲームになっています。

逆にSランクを狙うプレイをしだすと、もう大変です。

どう狙う、どうジャンプする、どう転がってどこで撃つ、みたいなことを考えて、アクションというよりパズルゲームにはまる感覚になります。

私は数ステージでそこまでやりましたが、やっぱり根っこはヘタレゲーマーなので、全ステージで、というところまではやり込めませんでした。

1周クリアするだけであればそれほど難しくはないので、私の場合、周回なしの1巡クリアで約5時間ほどでした。(数ステージやり直しして高ランクを目指した程度)

基本的な難易度で言うと、体力は時間で回復するので、結構頑張ってねちねち攻めてもクリアできますし、ボス戦でもそこそこゴリ押しでなんとかなったりします。

リトライも快適なので、何度もやり直しになっても心が折れるほどにはなりません。

そういう意味では、マイルドなゲーマーから、ゴリゴリのアクション大好きゲーマーまで楽しめる内容になっていると思います。

実績はこの手のアクションゲームに多く、特定の行動をとらないと解除されない実績が多いです。

実績を意識せずにプレイしたら、半分も獲得できないかなと思います。

逆に実績を意識してプレイするなら、それこそ結構やりこまないといけないレベルかなと思います。

広いステージの隅々まで探索して収集物を集める、みたいなものではないので、ステージクリア型のやりこみが好きな人にはもってこいかなと思います。

My Friend Pedro(マイフレンドペドロ)はストーリーも破天荒

アクション要素もなかなかに斬新で破天荒ですが、ストーリーも破天荒です。

ちなみにタイトルにもなっている友人の「ペドロ」はバナナです。しゃべります。

その時点ですでにだいぶアカン感じのするところではありますが、その辺のサイケデリックなところも、たとえ序盤に意味不明であっても、後半に行くと説明があります。

なんだかよくわからない中でプレイしていても、気が付くとストーリーがわかってくるようになります。

それでも無茶な部分はたくさんあるのですが、このゲーム、ストーリーを追い求めるようなものじゃありません。

My Friend Pedro(マイフレンドペドロ)はアクションゲーム好きなら間違いなく満足できる

My Friend Pedro(マイフレンドペドロ)のPVを見て、「おお!?」と思ったら迷わずプレイすべきです。

AAAタイトルにはない意欲があります。斬新さがあります。

粗削りなところももちろんありますが、それはご愛敬。

個人的にはステージクリア型ゲームが大好きなので、このMy Friend Pedro(マイフレンドペドロ)はドはまりでした。

ステージクリア型のゲームって、最近あまり見ない気がしませんか?

AAAタイトルゲームはほとんどオープンワールドのなんやかんやですし、映画みたいなムービーがゴリゴリ流れるようなものが多いじゃないですか。

でもMy Friend Pedro(マイフレンドペドロ)は古き良きステージクリア型アクションゲームを思い出させてくれました。

このゲームが100点というわけではありませんが、横スクロールアクションゲーム、ステージクリア型、攻略にある意味パズル要素がある、と考えると、私個人としては非常に高得点です。

かといってインディーゲームの場合、せっかく次世代機でプレイしていても、ドット絵だったりする場合が多くあります。

私のゲーム歴はファミコンからなので、ドット絵には親しみを持っていますが、「次世代機でそれをするのは違うんじゃない?」とずっと思っていたりもします。

ドット絵って、結局グラフィックに割く予算を削っているようにしか思えないんですよね。

その点このMy Friend Pedro(マイフレンドペドロ)は3Dのグラフィックで、それほど高画質ではないとはいえ、次世代機のゲームです。

まさに、古き良きものと新しいものの融合(さすがに言いすぎかもしれませんが)という感覚を感じました。

この手の良作インディーゲームはもっともっと増えてほしいですね。

大作は大作でもちろん楽しいんですが、その分価格も高くてプレイ時間も長くなります。

そんな大作AAAタイトルゲームの合間や休憩に、サクッと簡単にプレイできるようなゲームがもっと増えてほしいなと思います。

特にステージクリア型の良作、増えてほしいですね!

ちなみに、私がプレイした時はXbox Game Passにありましたが、残念ながら現在は外れています。

価格は2,500円もしないので、気になる方がぜひ購入を検討してみてください。

特にトレイラーを見てピンと来た方はほぼ間違いなく買うべきです!

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